

【住所】
石川県小松市小寺町戊50-3
【電話番号】
(0761)21-1173
【営業時間】
AM9:00~PM6:00
【定休日】
毎週月曜日
88×31
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グルーミングとは?
グルーミングとは、「毛づくろい」という意味です。
野生動物だった頃の犬は短毛で、自分で舐めて毛づくろいをしていれば十分でした。
しかし、人間と一緒に暮らすようになり、人によって毛の長さやタイプなど
身体的特徴がさまざまに改良された結果、犬自身では十分に毛づくろいをすることができなくなり、
飼い主がお手入れを手伝ってあげる必要が出てきました。
ブラッシングなど日常的なグルーミングは、飼い主の義務として行いましょう。
なぜグルーミングをするの?
グルーミングを行う目的は、見た目をきれいにすることだけではありません。
犬の全身に直接触れることでボディチェックすることができ、被毛の状態、傷や皮膚病など、
体の異常にいち早く気づくこともできます。
散歩のあとは、目に見えないほこりやノミ、ダニなどが体についていることもあるので、
ブラッシングする習慣を身につけるとよいでしょう。
また、人から体のどこを触られても嫌がらない犬にすることは、犬と一緒に暮らしていくうえで大切なことです。
飼い主にも触らせない部分があると、動物病院やグルーミングサロンに行ったときに暴れたり、
人がなでようとしたときに咬みついたりすることもあり、のちのち問題行動にもつながりかねません。
子犬の頃から人に触られることに慣らしていきましょう。
・シャンプー・リンス(ペットによって専用のものを選びましょう)
・ブラッシング用スプレーブラシ
・クシ
・脱脂綿
・タオル(体を包む位の大きさ:3~4枚)
・ドライヤー
・ツメ切り(猫は人間用でも可・犬は専用ツメ切りを使用)
・バリカン
・ガーゼ(目の周りや耳の中を拭くときに)
少しずつブラシに慣らしていく
ブラッシングは、子犬のうちから徐々に慣らしていきます。
最初の頃はブラシを使わずに、やさしく声をかけながら、犬が喜ぶ首や胸をなでます。
リラックスしてきたら、背中や頭、顔、肢を順に触り、口のまわりや耳、足先、しっぽなど、
犬が嫌がるところをやさしくなで、ほめてあげましょう。
触られることに慣れたら、ブラシやコームの感触に慣れさせながら、ブラッシングをします。
力が強すぎたり、無理に引っ張ったりして痛い思いをさせてしまうと、ブラッシング嫌いになってしまうので、
最初は無理をせずに短い時間から始め、毎日少しずつ時間を延ばします。
ブラッシングに必要な道具
被毛のタイプやペットの好みに合ったものを選んで使い分けましょう。
<スリッカーブラシ>

曲がった細い針金がついていて、抜け毛やもつれ毛を効果的に取り除くことができます。
皮膚に当たると痛いので、力を入れすぎないように注意して、手首を動かしながら軽くとかします。長毛種向き。
<ピンブラシ>

毛先が丸く、針金が太いので、被毛や皮膚を傷つけません。長毛種や短毛種向き。
<ラバーブラシ>

とかす部分がゴムでできていて、浮いた抜け毛を絡めとります。
皮膚のマッサージ効果もあります。グローブタイプのものもあります。
ブラシの歯は短いので、短毛種向きで長毛種には不向き。
<獣毛ブラシ>

毛づやをよくする効果があります。短毛種向き。
<コーム>

金属製のクシ。ブラッシングをした後に、コームでとかして仕上げます。
粗目と細目の両方を備えたタイプが便利です。
シャンプーは1~2週間に1回が目安
体の汚れ具合は、運動量や生活環境、被毛の状態などによって異なります。
頻繁にシャンプーをしすぎても皮膚の脂分が落ちすぎて、皮膚に負担がかかったり、被毛がパサついたりします。
シャンプーのペースは一概には言えませんが、室内犬ならば1~2週間に1回程度が理想的です。
また、シャンプーは犬用のものを使います。
人と犬では皮膚のpH(ペーハー)が違うので、いくら薄めたとしても人用のシャンプーを使うと、
皮膚や被毛がパサついたり、皮膚炎を起こしたりする原因になります。
シャンプー前にはブラッシングと肛門のう絞り
シャンプー前には必ずブラッシングをして、被毛のもつれや毛玉をほぐします。
毛玉が残ったまま濡らすと、完全に固まってしまい、ほぐれなくなります。
ブラッシングした後に、コームでとかして引っかかるところがないように確認します。
シャンプーをする前に、肛門の下側の「肛門のう」という部分にある、独特のニオイのする分泌物を絞り出します。
この分泌物は通常はウンチと一緒に分泌されますが、余分にたまりすぎると炎症を起こしたり、
肛門のうが破裂したりすることもありますので、シャンプーのときに絞ります。
肛門のうは、肛門を時計盤の中心とすると4時と8時の位置に左右1つずつあります。
絞るコツはしっぽを上に持ち上げ、人差し指と親指でつまむようにして、下から上に押し上げて絞り出します。
あまり力を入れすぎると肛門を傷つけてしまうことがあるので、自分でできなければ、トリミングサロンや動物病院などでやってもらいましょう。
シャンプーの手順
1.体を濡らす
犬は顔が濡れるのを嫌がります。ぬるめのお湯を顔から遠い、後ろ肢やお尻のほうからゆっくりかけて、徐々に慣らしていきます。
シャワーのときは、シャワーヘッドを犬の体に当てると水圧にも驚きません。
ただし、ノミがいる場合は、後ろからお湯をかけると、顔のほうに逃げ込んでしまうので、前に来ないように最初に首の後ろを濡らします。
2.シャンプーをする
ぬるま湯で薄めた適量のシャンプーを犬の体につけ、指先でもむようにして軽く泡をたて、背中のあたりから洗います。
短毛種は指先を使い、毛の流れに逆らって皮膚をマッサージするように洗います。
長毛種ではゴシゴシこすると毛が絡んでしまうので、手のひらと指先を使い、毛並みに沿って押し洗いします。
しっぽ、お尻やペニスのまわり、お腹や足先や耳の飾り毛もていねいに洗います。
顔はスポンジを使うと上手に洗うことができます。口や目のまわりは汚れが付きやすいので、しっかり洗いましょう。
1度めはさっと洗い、2度めは皮膚をマッサージするようにします。
3.すすぎ&リンス
鼻にお湯が入らないように、顔を上に向け、耳を押さえながら頭の後ろからお湯をかけてシャンプーを洗い流します。
すすぎ残しがあると皮膚炎などの原因になるので、腹、股の間、足の裏なども重点的にすすぎましょう。
顔はたっぷりのお湯を含ませたスポンジを使います。目にシャンプーが入ってしまった場合は、シャワーでよく洗い流します。
長毛種は、薄めたリンス液をかけて被毛になじませ、軽くすすいで仕上げます。
4.タオルでふく
毛の水分をよく絞り、犬に身ぶるいをさせて、水気をとばします。犬の耳に軽く息を吹きかけると、上手に身ぶるいします。
次に乾いたタオルを背中からかけて全身を包みます。
長毛種はタオルでゴシゴシ拭くと毛が絡むので、上から下へ毛並みに沿って絞るようにして十分にふき取ります。
5.ドライヤーで乾かす
短毛種は自然乾燥でもかまいませんが、風邪をひかないように室内を温かくしておきます。
根元が乾きにくいので、ドライヤーを使って仕上げるのが理想的です。
長毛種はピンブラシやスリッカーでとかしながら、根元に温風を当てて完全に乾かします。
温風を1カ所に当て続けるとやけどをさせることがあるので注意してください。
目ヤニや涙やけはこまめにケア
シーズーやパグなど目と鼻の高さに差のない犬種では、目ヤニや涙が出やすくなります。
目ヤニや涙が出ていたら、湿らせた脱脂綿やウェットティッシュで軽くふきます。
涙は放っておくと、毛が赤く変色して「涙やけ」が起こります。
垂れ耳の犬は耳の毛を抜いて通気性をよくする
垂れ耳の犬は、耳の中の通気性が悪いために、分泌物がたまりやすく、外耳炎になったり、耳ダニが発生したりしやすいので、
耳のそうじもこまめにしましょう。
また、耳の穴にびっしりと毛が生えている犬もいます。耳の中にぼさぼさと生えている毛は、
通気性をよくするために、ときどき指先でそっとつまんで引き抜きます。
耳の皮膚をつままないように注意しながら、無理をせずに指の届く範囲で抜きましょう。
伸びすぎた爪は犬にとっても危険
屋外暮らしや外でよく運動をしている犬では、爪も適度にすり減っています。
しかし、室内飼育の中・小型犬では爪があまり減らずに、放っておくと伸びすぎて先が曲がって歩きにくくなったり、
カーペットなどにひっかかって折れたり、肉球にくい込んだりすることもあります。
部屋の中を歩いたとき、カチャカチャと爪が当たる音がするようなら、伸びすぎなので、カットする必要があります。
人間の爪は平らですが、犬の爪は筒状になっています。犬の爪を切るときは、人間の爪切りではなく、犬用の爪切りを使用してください。
爪の中の血管を切らないように注意
犬の爪の中には血管や神経が通っています。深爪しないように気をつけながら、先端を切ります。
深爪で痛い思いを経験した犬は、爪切りに懲りて、次から爪を切ろうとすると、嫌がって暴れるようになることもあります。
爪が白い犬の場合は、血管がピンク色をしているので、その手前で切って角を少し落とします。
黒や濃い色で血管が見えない場合は、切りすぎないように注意しながら先端を切ります。
深爪をして出血した場合は、慌てずに脱脂綿などで押さえて止血します。
飼い主が動揺すると、その動揺が犬に伝わり、ますます不安になるので、あくまでも冷静に対処しましょう。
爪を切った後は切り口がギザギザしているので、ヤスリをかけて平らにします。
ヤスリは往復でかけると爪がささくれだってしまうので、一定方向にかけます。
特に、前肢内側の地面につかないところにある狼爪(親指)は見落としがちですが、自然にすり減ることはないので、先端をカットしてください。
狼爪は後ろ肢にある犬もいます。
シャンプーをした後は、爪がふやけていてやわらかいので、爪が大きくて硬い大型犬などは切りやすくなります。
歯みがきの習慣をつけよう
犬の歯も、何もお手入れをしていなければ歯石がつきますし、ひどくなると歯周病になります。
歯石がたくさんついてしまったり、歯周病の治療をしたりする場合は、動物病院で全身麻酔をかけて処置をすることになります。
人間同様、歯石予防のために、犬も食後の歯みがきを習慣化するとよいでしょう。
歯垢は食後30分以内に増殖するので、歯みがきも食後30分以内に行うようにします。
上の奥歯はとくに念入りに
当然のことながら、犬は自分で歯をみがくことはできないので、飼い主がみがいてあげます。
子犬のうちから、口のまわりを触ることに慣れさせておき、最初は指で軽く歯肉をマッサージします。
慣れてきたら、人差し指にガーゼを巻いて、歯と歯肉の表面を軽くこすります。
犬歯や上の奥歯のあたりはとくに歯石がつきやすいので、ここだけでもしっかりみがきます。
やわらかいものばかり食べていると歯石がつきやすくなるので、歯ごたえのあるものも与えるとよいでしょう。